Audibleは学びに使えるのか?4年間で1100時間使った筆者がメリットと注意点を解説

家事をしながらイヤホンで音声を聴き、日常の中で学ぶイメージ 可能性を広げる

「最近、本読めてないな・・・」

まとまった読書時間を取るのは簡単ではありません。

  • 仕事がある
  • 移動がある
  • 家事がある
  • 疲れて、机に向かう気力がない日もある
  • スマホを見ているうちに、いつの間にか時間が過ぎていることもある

読みたい本はあるのに、なかなか読めない。

そういう人は多いのではないでしょうか。

私にとって、その状況を変えてくれたもののひとつがAudibleでした。

私はAudibleを4年間使っていて、累計再生時間は1,100時間を超えています。

  • 通勤中
  • 散歩中
  • 家事中
  • 寝る前
  • 少し疲れていて、文字を読む気力がないとき

そうした時間に、少しずつ本を聴いてきました。

Audibleのリスニングタイム画面。合計1ヶ月18日(約1,150時間)以上の再生時間を記録しており、長期的な愛用者であることを示している。
私のaudibleのリスニング時間

もちろん、Audibleは万能ではありません。

  • 紙の本や電子書籍の方が向いている本もある
  • 図表が多い本や、何度もページを戻って確認したい本は、耳だけだと理解しにくいこともある
  • 聴いただけで、わかった気になってしまうこともある

ですが、それでも私は、Audibleは学びにかなり使えると感じています。

理由は、読書を「机に向かって本を開く時間」だけに限定しなくてよくなるからです。

「本を読む時間がない。」

そう思っていた時間の中にも、実は本に触れられる時間はあります。

  • 歩きながら聴く
  • 移動しながら聴く
  • 家事をしながら聴く
  • 同じ本を何度も聴く

それだけでも、知識に触れる機会は大きく増えます。

この記事では、4年間で1100時間以上Audibleを使ってきた実感をもとに、Audibleは本当に学びに使えるのかを考えます。

Audibleは「読書の代替」ではなく「読書の入口」になる

紙の読書と耳で聴く読書を比較し、それぞれの良さを表したイメージ
Audibleは紙の本の代わりではなく、読書の入口を増やしてくれる選択肢です

まず最初に、Audibleは紙の本や電子書籍を完全に置き換えるものではないと思っています。

紙の本には紙の本の良さがあります。

  • ページをめくる
  • 気になるところに線を引く
  • 前のページに戻る
  • 余白にメモする
  • 本棚に置いて、あとから見返す

こうした体験は、紙の本ならではのものです。

電子書籍にも良さがあります。

  • 検索しやすい
  • 場所を取らない
  • すぐに買える
  • マーカーやメモを残せる
  • 複数の端末で読める

Audibleは、それらとは違います。

Audibleの強みは、「耳で本に触れられること」です。

つまり、目や手がふさがっている時間でも、本に触れることができます。

  • 移動中に聴ける
  • 散歩中に聴ける
  • 家事中に聴ける
  • 運動中に聴ける
  • 目が疲れているときにも聴ける

これは、かなり大きな違いです。

読書というと、どうしても机に向かって本を開くイメージがあります。

もちろん、それは大切です。

ですが、本に触れる方法はそれだけではありません。

耳で聴くことで、今まで読書時間にならなかった時間が、学びの時間に変わります。

私にとってAudibleは、紙の本の代わりというより、読書の入口を増やしてくれるものです。

「本を読む時間がない。」
「難しい本を読む気力がない。」
「でも、知りたいことはある。」

そんなとき、Audibleはかなり助けになります。

Audibleが向いている場面

Audibleが特に向いているのは、「目や手を使わなくてもよい時間」です。

たとえば、

  • 通勤中
  • 散歩中
  • 家事中
  • 運動中
  • 入浴後のリラックス時間
  • 寝る前
  • 目が疲れているとき
  • 文字を読む気力がないとき

こうした時間は、紙の本を読むには向いていないことがあります。

  • 電車が混んでいる
  • 歩いている
  • 皿を洗っている
  • 洗濯物を干している
  • 部屋を片づけている
  • 目が疲れていて文字を追いたくない

そういうときでも、耳なら本に触れられます。

私は特に、散歩中にAudibleを聴くことが多いです。

歩きながら聴いていると、ただ情報を詰め込むというより、考えながら聴ける感覚があります。

本の内容を聴く

少し歩く

ふと、自分の経験や記事のテーマとつながる

もう一度聴く

気になる言葉をメモする

この流れが、自分にはかなり合っていました。

Audibleは、机に向かって集中する読書とは違います。

どちらかというと、日常の中に本を流し込む感覚に近いです。

もちろん、深く読むには紙や電子書籍の方が向いている場面もあります。

ですが、「本に触れる回数を増やす」という意味では、Audibleはとても強いです。

Audibleが向いている本

Audibleには、向いている本と向いていない本があります。

4年間使ってきて感じるのは、Audibleに向いているのは次のような本です。

  • 物語性がある本
  • 章ごとに話が区切られている本
  • 著者の主張や流れをつかみたい本
  • 何度も聴くことで理解が深まる本
  • 歴史や社会の大きな流れを扱う本
  • 心理や生き方について考える本
  • 耳で聴いてもイメージしやすい本

たとえば、歴史や社会を大きな流れで語る本は、Audibleと相性が良いと感じます。

細かい年号や図表を覚えるというより、「大きな流れ」や「著者の見方」をつかみたいときに、耳で聴く読書はかなり使えます。

心理や生き方に関する本も相性が良いです。

  • 他人の評価
  • 比較
  • 安定
  • 幸福
  • 時間の使い方
  • 働き方

こうしたテーマは、一度読んで終わりというより、何度も触れることで少しずつ自分の中に入ってくることがあります。

Audibleなら、同じ本を何度も聴きやすいです。

  • 一度目は全体の流れをつかむ
  • 二度目は気になった部分を意識して聴く
  • 三度目は自分の経験と重ねながら聴く

そういう使い方ができます。

特に難しい本は、一回で理解しようとしない方がいいと思っています。

最初はわからなくてもいい

ただ、何度も触れる

少しずつ言葉が残る

別の記事や本とつながる

ある日、前より少しわかる

Audibleは、そういう学び方と相性が良いです。

Audibleが向いていない本

一方で、Audibleがあまり向いていない本もあります。

たとえば、

  • 図表が多い本
  • 数式が多い本
  • 専門用語が多すぎる本
  • 何度もページを戻って確認したい本
  • 線を引きながら読みたい本
  • 引用や細かい根拠を確認したい本
  • 手を動かして学ぶ必要がある本

こうした本は、耳だけでは理解しにくいことがあります。

特に、図表やグラフが重要な本は、Audibleだけだと厳しいです。

「この図を見るとわかりやすい」と言われても、音声だけでは確認できません。

また、専門書や実務書の中には、じっくり読み返した方がよいものもあります。

  • サイバーセキュリティ
  • プログラミング
  • 統計
  • 会計
  • 法律
  • 技術書

こうした本は、耳で流して理解するより、手元で読みながら確認した方が良い場合があります。

Audibleは便利ですが、すべての本に向いているわけではありません。

ここを勘違いすると、Audibleに失望しやすいと思います。

Audibleは万能な読書ツールではありません。

  • 向いている本を選べば、とても強い
  • 向いていない本を無理に聴くと、あまり身につかない

そのくらいの距離感がちょうど良いです。

Audibleの良いところ

4年間で1100時間以上使ってきて、Audibleの良いところはいくつかあります。

まず、読書時間を作りやすいことです。

本を読むには、ある程度まとまった時間と気力が必要です。

ですが、Audibleなら短い隙間時間でも本に触れられます。

  • 10分の散歩
  • 15分の移動
  • 20分の家事
  • 寝る前の少しの時間

そうした時間が積み重なると、意外と大きな時間になります。

次に、難しい本に何度も触れやすいことです。

紙の本で難しい本を何度も読み返すのは、少しハードルがあります。

ですが、Audibleなら、同じ本を流し直すことができます。

一度目で全部理解できなくても、二度目、三度目で少しずつ入ってくる。

これはかなり大きいです。

また、声で聴くことで印象に残ることもあります。

文章を目で読むのとは違って、ナレーションにはリズムがあります。

言葉の重みや流れが、耳から入ってくる。

そのおかげで、ある一文がふと残ることがあります。

そして何より、読書のハードルが下がります。

  • 疲れていて本を開けない日でも、聴くことはできる
  • 机に向かう気力がなくても、散歩しながらなら聴ける
  • 長い本でも、少しずつ進められる

本を読むことを、特別なイベントにしなくていい。

日常の中に本を置ける。

それが、Audibleの大きな魅力だと思います。

Audibleの注意点

一方で、Audibleには注意点もあります。

まず、聴いただけで理解した気になりやすいことです。

音声は流れていきます。

気持ちよく聴いていると、わかったような気になります。

ですが、あとから振り返ると、意外と説明できないことがあります。

これは私も何度もあります。

  • 聴いているときは「なるほど」と思う
  • でも、いざ記事にしようとすると、うまく言葉にならない
  • 結局、もう一度聴いたり、紙の本や電子書籍で確認したりする

そういうことがあります。

だからこそ、Audibleで聴いた内容を本当に学びに変えたいなら、どこかでアウトプットする必要があります。

  • メモする
  • 人に話す
  • 記事にする
  • ノートにまとめる
  • 自分の経験と結びつける

聴くだけで終わらせない工夫が大切です。

次に、流し聴きしすぎると残りにくいことです。

Audibleは便利ですが、便利だからこそ、聞き流しになりやすくなります。

  • 料理をしながら
  • 掃除をしながら
  • 歩きながら

それ自体は良いのですが、意識が別のことに向きすぎると、本の内容があまり残りません。

もちろん、すべてを完璧に覚える必要はありません。

ですが、本当に大事な本は、ただ流すだけでなく、何度か聴き直した方が良いです。

また、月額料金に見合うかは使い方次第です。

あまり聴かない月が続くなら、無理に契約し続ける必要はありません。

無料体験ができる期間も多いので、まずは試してみて、自分の生活に合うか確認するのが良いと思います。

Audibleは便利です。

ですが、使わなければ意味はありません。

  • 自分の生活の中に、聴く時間があるか?
  • 聴きたい本があるか?
  • 耳で聴く読書が自分に合うか?

そこを確認することが大切です。

私のおすすめの使い方

Audibleで聴いた内容をメモしながら学びに変えていくイメージ
聴いて終わりではなく、メモやアウトプットにつなげることで学びは深まります

私がAudibleを使ううえでおすすめしたいのは、いくつかあります。

まず、完璧に理解しようとしないことです。

特に難しい本は、一回で理解しようとすると疲れます。

  • 最初は全体を聴く
  • 気になったところだけ覚えておく
  • 必要ならもう一度聴く
  • 本当に大事な本は、紙や電子書籍でも確認する

そのくらいで良いと思います。

次に、散歩や移動とセットにすることです。

Audibleは、習慣と組み合わせると続きやすいです。

  • 散歩するときはAudibleを聴く
  • 通勤中はAudibleを聴く
  • 家事中はAudibleを聴く
  • 寝る前に少しだけ聴く

こうすると、「読書時間を作らなければ」と構えなくても、本に触れる時間ができます。

次に、気になった言葉をメモすることです。

全部メモする必要はありません。

ただ、心に引っかかった言葉だけでも残しておくと、あとから考えるきっかけになります。

  • スマホのメモでもいい
  • ノートでもいい
  • あとで記事にしてもいい

聴いて終わりにしないための、小さな出口を作る。

これが大切です。

最後に、Audibleだけで完結させようとしないことです。

  • Audibleで聴く
  • 気になった本は紙や電子書籍で読む
  • 関連する本を読む
  • 自分の経験とつなげる
  • 記事にする

そうやって、Audibleを学びの入口として使う。

これが、私には合っていました。

Audibleと相性が良い本

Veritas Labで扱うテーマの中にも、Audibleと相性が良い本があります。

たとえば、

  • サピエンス全史
  • 銃・病原菌・鉄
  • 限りある時間の使い方
  • エッセンシャル思考
  • ファスト&スロー

こうした本は、耳で聴くことで大きな流れをつかみやすいと感じます。

もちろん、細かく読み込むなら紙や電子書籍も良いです。

ですが、

  • まず全体像を知る
  • 移動中や散歩中に何度か聴く
  • 気になったところをあとから読み返す

そういう使い方なら、Audibleはかなり役に立ちます。

特に、歴史や人間の心理、働き方、生き方に関する本は、耳で聴く読書と相性が良いものが多いです。

一方で、図表や専門的な手順が重要な本は、紙や電子書籍と併用するのがおすすめです。

Audibleで聴ける本は、今後も「Veritas Labの本棚」で少しずつ紹介していきます。

Audibleが向いている人

Audibleは、次のような人に向いていると思います。

  • 本を読みたいけれど、時間を作るのが難しい人
  • 通勤や散歩の時間を学びに使いたい人
  • 家事や移動中に本を聴きたい人
  • 難しい本に何度も触れたい人
  • 紙の本や電子書籍と併用したい人
  • 目が疲れやすい人
  • 読書習慣を作るきっかけが欲しい人

逆に、次のような人にはあまり向かないかもしれません。

  • 図表や注釈をじっくり確認したい人
  • 線を引きながら読むことが好きな人
  • 音声だと集中しにくい人
  • 本は必ず目で読みたい人
  • 月にほとんど聴く時間がない人

向いている人と向いていない人がいます。

だから、無理に使う必要はありません。

ただ、本を読む時間がないと感じている人にとって、Audibleは試してみる価値のある選択肢だと思います。

Audibleが気になる方へ

Audibleには、初回無料体験が用意されている場合があります。

ただし、対象作品やキャンペーン内容、無料体験の条件は変更されることがあります。

気になる方は、下記リンク先で現在の内容を確認してみてください。

無理に契約する必要はありません。

まずは、自分の生活の中に「耳で本を聴く時間」があるかを試してみるのが良いと思います。

  • 通勤中に聴けるのか?
  • 散歩中に聴くと続くのか?
  • 家事中に聴いても内容が入るのか?
  • どんなジャンルなら耳で理解しやすいのか?

それを確かめるだけでも、自分に合う読書スタイルが少し見えてくるはずです。

まとめ

Audibleは、紙の本や電子書籍を完全に置き換えるものではありません。

図表が多い本や、じっくり読み返したい本は、紙や電子書籍の方が向いていることもあります。

また、聴いただけで理解した気になってしまうこともあります。

だから、Audibleは万能ではありません。

ですが、本に触れる時間を増やす道具としては、とても便利です。

  • 通勤中に聴く
  • 散歩中に聴く
  • 家事中に聴く
  • 寝る前に聴く
  • 同じ本を何度も聴く

そうすることで、今まで読書時間にならなかった時間が、学びの時間に変わります。

私はAudibleを4年間で1100時間以上使ってきました。

その中で感じているのは、Audibleは「本を読まなくてよくなるサービス」ではなく、「本に触れる機会を増やしてくれるサービス」だということです。

本を読む時間がないから読めない。

そこで終わらせるのではなく、自分に合った形で本に触れる。

耳で聴く読書は、そのためのひとつの選択肢です。

知識に触れる入口が増えると、世界の見え方も少しずつ変わっていきます。

そして、それは自分の人生の選択肢を広げることにもつながるのだと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

Audibleで聴きやすい本を探したい方へ

Veritas Labでは、記事で紹介している本や、学びを深めるための本を「Veritas Labの本棚」にまとめています。

人間の心理、社会の仕組み、歴史、自分らしい生き方など、テーマごとに本を整理しています。

Audibleで聴ける本も、今後少しずつ追加していく予定です。

また、本を聴くことも、知識に触れる入口のひとつです。

ただし、知識を人生に活かすには、聴いた内容を自分の経験や行動につなげることが大切です。

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