前回の記事では、「年収は何で決まるのか」について考えました。
そこで整理したのは、年収は本人の努力だけで決まるわけではないということです。
- どの業界にいるか?
- どの職種にいるか?
- 誰に価値を届けているか?
- どの会社の仕組みの中で働いているか?
そうした構造によって、年収は大きく変わります。
では、そのうえで、本業で収入を上げるには何を見ればよいのでしょうか?
多くの場合、収入を上げようとすると、まず「もっと頑張る」ことを考えます。
- 成果を出す
- 資格を取る
- 責任ある仕事を引き受ける
- 上司に評価される
- 周囲を助ける
- 会社に貢献する
もちろん、それらは大切です。
本業で収入を上げるうえで、努力や成果が不要なわけではありません。
ですが、本業で収入を上げるには、努力するだけでは足りません。
その努力が、会社の中で評価され、給与に反映される必要があります。
本業で収入を上げるとは、ただ頑張ることではありません。
自分の頑張りが、どのように評価され、どのように給与に変わるのかを知ることです。
この記事では、本業で収入を上げるために、会社の中のどんな仕組みを見ればよいのかを整理していきます。
本業で収入を上げるには、給与が決まる仕組みを見る
本業で収入を上げたいとき、最初に見るべきなのは「もっと何を頑張るか」ではありません。
まず見るべきなのは、給与が何で決まっているのかです。
会社によって、給与の決まり方は違います。
- 年齢
- 勤続年数
- 等級
- 役職
- 職務
- 成果
- 専門性
- 会社全体の業績
- 部署の業績
- 評価ランク
- 賞与制度
- 手当
これらのうち、何が強く影響しているのか。
そこを見ないまま努力すると、頑張っているのに収入に反映されないことがあります。
たとえば、年功序列の色が強い会社では、短期的に成果を出しても、すぐには給与に反映されにくいことがあります。
ジョブ型に近い会社では、今の職務の責任範囲や市場価値が給与に影響しやすくなります。
成果主義に近い会社では、どの成果が評価指標になっているのかを見なければなりません。
つまり、本業で収入を上げるには、まず自分の会社が何にお金を払う会社なのかを見る必要があります。
- 年齢に払うのか
- 勤続年数に払うのか
- 役職に払うのか
- 職務に払うのか
- 成果に払うのか
- 専門性に払うのか
ここが見えてくると、努力の方向を考えやすくなります。
年功序列・ジョブ型・成果主義で、上げ方は変わる
給与制度には、いくつかの考え方があります。
代表的なのは、年功序列、ジョブ型、成果主義です。
ただし、実際の会社は完全にどれか一つに分かれるわけではありません。
表向きは成果主義でも、実態は年功序列に近いことがあります。
一部職種だけジョブ型のこともあります。
若手は横並びで、管理職以上だけ成果連動ということもあります。
そのため、大切なのは制度名ではありません。
実際に、何をすると給与が上がるのかです。
年功序列寄りの場合
年功序列寄りの会社では、年齢、勤続年数、等級、役職が重視されやすくなります。
この場合、短期的な成果だけで給与が大きく上がることは少ないかもしれません。
見るべきなのは、制度上の階段です。
- 昇格条件は何か
- 等級制度はどうなっているか
- 役職に上がる条件は何か
- 評価ランクは昇格にどう影響するか
- 何年で給与テーブルが変わるのか
- どこまで上がると給与が伸びやすくなるのか
年功序列寄りの会社では、収入を上げるには「今期だけの成果」だけでなく、
「次の等級や役職に上がるには何が必要か」を見る必要があります。
つまり、制度上の階段を理解することが大切です。
ジョブ型寄りの場合
ジョブ型寄りの会社では、職務、責任範囲、専門性、市場価値が重視されやすくなります。
この場合、見るべきなのは、自分が担っている職務の価値です。
- 自分の職務のグレードはどこか
- その職務にはどんな責任があるか
- より上位の職務には何が求められるか
- 必要な専門性は何か
- 社内外でその職務はどれくらい評価されているか
- 責任範囲を広げるには何が必要か
ジョブ型寄りの会社では、収入を上げるには、より高く評価される職務に近づく必要があります。
ただ長く働くことよりも、どんな職務を担い、どんな責任を持ち、どんな専門性を発揮するのかが重要になります。
成果主義寄りの場合
成果主義寄りの会社では、成果、数字、目標達成度が重視されやすくなります。
この場合、見るべきなのは、どの成果が評価されるのかです。
- 評価指標は何か
- 売上や利益への貢献はどう見られるか
- コスト削減は評価されるか
- リスク低減は評価されるか
- KPIは何か
- 賞与にどう反映されるか
- 昇格にどう反映されるか
成果主義寄りの会社では、「頑張ったか」よりも「評価される成果に接続できているか」が重要になります。
同じ努力でも、評価指標とズレていれば、給与には反映されにくくなります。
つまり、給与制度によって、収入を上げるための動き方は変わります。
大切なのは、自分の会社がどの制度名を掲げているかではありません。
実際に、何をすると給与が上がるのかです。
評価される仕事と、給与に反映される仕事は違う
ここで注意したいことがあります。
良い仕事と、評価される仕事は必ずしも同じではありません。
さらに、評価される仕事と、給与に反映される仕事も同じとは限りません。
たとえば、次のような仕事は本当に価値があります。
- 丁寧に仕事をする
- 周囲を助ける
- 属人化を解消する
- 業務を仕組み化する
- リスクを減らす
- 長期的に効く改善をする
- 人間関係を整える
- 後輩を育てる
どれも、会社にとって大切な仕事です。
ですが、会社によっては、これらが給与に直結しないことがあります。
なぜなら、成果が見えにくいからです。
- 数字にしにくい
- 上司に伝わっていない
- 評価項目に入っていない
- 短期成果の方が重視される
- 昇格要件と接続していない
そうした理由で、本当に価値のある仕事でも、給与に反映されにくいことがあります。
ここで大切なのは、「評価されないなら意味がない」と考えることではありません。
むしろ逆です。
価値ある仕事をしているなら、その価値が評価制度に接続されるようにする必要があります。
本業で収入を上げるには、価値ある仕事をするだけでなく、
その価値が会社の評価制度に接続されているかを見る必要があります。
- たとえば、業務改善をしたなら、どれくらい工数が減ったのか
- リスクを減らしたなら、どんな損失を防いだのか
- 周囲を助けているなら、チーム全体の成果にどう貢献したのか
- 属人化を解消したなら、誰でも回せる仕組みによって何が改善されたのか
こうした形で、見えにくい価値を見えるようにする必要があります。
良い仕事をすることは大切です。
ですが、良い仕事が自然に評価されるとは限りません。
だからこそ、評価される形に翻訳することも大切です。
評価が給与に反映される経路を見る
評価されても、すぐに給与が上がるとは限りません。
ここも重要です。
会社の中には、評価と給与の間に経路があります。
たとえば、次のような流れです。
- 成果を出す
- 上司に認識される
- 評価される
- 評価ランクがつく
- 等級が上がる
- 役職がつく
- 基本給、賞与、手当が上がる
この経路が太い会社もあれば、細い会社もあります。
- たとえば、評価は高くても、基本給はほとんど上がらない会社がある
- 賞与に少し反映されるだけの場合もある
- 昇格しないと年収が大きく変わらない会社もある
- 等級が上がらないと給与テーブルが変わらない場合もある
- ポストが空かないと昇進できないこともある
- 部署業績や会社業績に左右されることもある
つまり、評価されることと、給与が上がることの間には、会社ごとの経路があります。
本業で収入を上げるには、次のような問いを見る必要があります。
- 何をすれば評価されるのか?
- 評価されると何が変わるのか?
- 基本給に反映されるのか?
- 賞与に反映されるのか?
- 昇格に反映されるのか?
- どれくらい時間がかかるのか?
この経路が見えていないと、「評価は高いのに、なぜ収入が増えないのか」と感じやすくなります。
逆に、経路が見えていれば、自分がどこを狙うべきかが見えやすくなります。
- 短期的には賞与を上げるのか
- 中期的には等級を上げるのか
- 長期的には役職や職務グレードを上げるのか
同じ本業の中でも、見るべき場所は変わります。
自分の職種・部署が会社の中でどう位置づけられているかを見る
同じ会社の中でも、職種や部署によって、収入の上がりやすさは変わります。
なぜなら、会社によって「お金を払う場所」が違うからです。
- 営業を重視する会社
- 技術を重視する会社
- 研究開発を重視する会社
- 事業企画を重視する会社
- 管理部門を重視する会社
- 法務、セキュリティ、品質保証のように、リスクを防ぐ仕事を重視する会社
一方で、必要な仕事であっても、会社によってはコストとして扱われ、給与に反映されにくいことがあります。
ここで見るべき問いは、次のようなものです。
- 自分の部署は利益を生む部署か
- リスクを減らす部署か
- コストセンター扱いか
- 将来投資の領域か
- 会社が今後伸ばしたい領域か
- 経営に近い仕事か
- 会社が高く評価する職種か
- 社内で代替されやすい職種か
自分の仕事が大切かどうかと、会社がその仕事にどれだけお金を払うかは、必ずしも同じではありません。
これは少し厳しい現実です。
ですが、構造として知っておく価値があります。
もし自分の職種や部署が会社の中で高く評価されにくい場所にあるなら、同じ努力をしても収入に反映されにくいかもしれません。
反対に、会社が重視している領域に近づくことで、収入が上がりやすくなる場合もあります。
- 今の仕事を頑張るのか
- 部署を変えるのか
- 職種を変えるのか
- 会社を変えるのか
その判断にもつながります。
本業で収入を上げるためにできること

では、本業で収入を上げるために、具体的には何ができるのでしょうか?
ここでも、単に「もっと頑張る」ではなく、努力を給与に接続する視点で考えます。
評価基準を知る
まず、何が評価されるのかを知ることです。
- 評価項目
- 昇格条件
- 上司の期待
- 会社が重視する成果
- 部署の目標
- 等級ごとの期待役割
ここがわからないまま頑張ると、努力がズレやすくなります。
自分では大切だと思っている仕事が、評価項目には入っていないかもしれません。
逆に、自分では軽く見ていた仕事が、昇格には重要かもしれません。
評価基準を知ることは、努力の方向を合わせる第一歩です。
上司と期待値をすり合わせる
次に、上司と期待値をすり合わせることです。
自分が価値あると思う仕事と、上司が評価する仕事はズレることがあります。
そのため、定期的に確認することが大切です。
- 何を達成すれば評価されるのか
- どの成果が重要なのか
- 昇格には何が足りないのか
- 次の等級に必要な役割は何か
- 今の自分に期待されていることは何か
これをすり合わせないまま走ると、頑張っているのに評価されにくい状態になりやすくなります。
上司に媚びるという話ではありません。
自分の仕事を、会社の評価軸と接続するという話です。
成果を見える形にする
良い仕事をしても、見えなければ評価されにくいものです。
特に、改善、仕組み化、リスク低減、支援業務は見えにくくなりがちです。
そのため、成果を見える形にすることが大切です。
- 数字にする
- Before/Afterで示す
- 工数削減を示す
- 売上や利益への影響を示す
- リスク低減を示す
- 関係者への影響を示す
- 再現できる仕組みにする
たとえば、「業務を改善しました」だけでは伝わりにくいかもしれません。
ですが、「月10時間かかっていた作業を3時間に短縮しました」と言えれば、伝わりやすくなります。
「リスクを減らしました」だけでは見えにくいかもしれません。
ですが、「手作業によるミスを減らす仕組みを作り、確認作業を標準化しました」と言えれば、価値が見えやすくなります。
成果は、出すだけでなく、伝わる形にする必要があります。
会社が重視する課題に接続する
会社の優先度と関係の薄い努力は、評価されにくいことがあります。
そのため、会社が今何を重視しているのかを見ることが大切です。
- 売上拡大
- コスト削減
- 生産性向上
- 品質向上
- リスク管理
- 新規事業
- 人材育成
- 顧客満足
- 事業継続
会社が重視している課題に、自分の仕事をどう接続できるか。
ここを見ると、努力が評価につながりやすくなります。
- たとえば、会社が生産性向上を重視しているなら、業務効率化の成果は評価されやすいかもしれない
- 会社がリスク管理を重視しているなら、セキュリティ、法務、品質、内部統制の仕事は評価されるかもしれない
- 会社が新規事業を重視しているなら、既存業務だけでなく、新しい市場や顧客への貢献が評価されるかもしれない
努力は大切です。
ですが、その努力が会社の重要課題に接続しているかを見ることで、給与への道は太くなります。
昇格・異動・職種変更を考える
今の職務や部署では、収入の上限があるかもしれません。
その場合、今の場所で頑張るだけではなく、社内で構造を変えることも選択肢になります。
- 昇格を目指す
- 責任範囲を広げる
- 高く評価される部署へ異動する
- 専門性を伸ばす
- 職種を変える
- 管理職か専門職かを考える
本業で収入を上げるというと、今の仕事をそのまま頑張ることだと思いやすいかもしれません。
ですが、社内にも複数の市場があります。
同じ会社の中でも、部署や職種が変われば、評価されるものが変わることがあります。
- 今の場所で上がるのか
- 社内で別の場所に移った方が上がるのか
- より高く評価される職務に近づけるのか
そこまで含めて、本業で収入を上げる道を考える必要があります。
今の会社で上がりにくいなら、構造を変える選択肢もある
ここまで、本業で収入を上げるために会社の仕組みを見ることについて考えてきました。
ですが、どれだけ努力しても、今の会社では上がりにくい場合があります。
それは、努力不足とは限りません。
構造の問題かもしれません。
たとえば、
- 給与テーブルの上限が低い
- 昇給幅が小さい
- 昇格ポストが少ない
- 業界全体の利益率が低い
- 会社がその職種にお金を払わない
- 成果が給与に反映されにくい
- 評価制度が曖昧
- ポストが詰まっている
こうした場合、会社内で頑張り続けるだけでは限界があります。
そのときは、構造を変える選択肢もあります。
- 部署を変える
- 職種を変える
- 会社を変える
- 業界を変える
- 副業で別の市場に価値を届ける
これは、すぐに転職すべきという話ではありません。
- 今の会社で努力する価値がある場合もある
- 時間をかけて昇格を目指す方が良い場合もある
- 今の環境で経験を積むことが、将来の選択肢を広げる場合もある
ですが、努力が給与に変わる可能性があまりに細いなら、その構造を変える選択肢を持つのも一つの手です。
努力が足りないのではなく、努力の置き場所が合っていない。
そういうこともあるのです。
ただし、収入だけを目的にしない

本業で収入を上げることは大切です。
生活を守るためにも、選択肢を広げるためにも、お金は必要です。
収入が増えることで、できることが増える場合があります。
- 生活防衛資金を作りやすくなる
- 学びに投資しやすくなる
- 健康にお金を使いやすくなる
- 家族や大切な人を支えやすくなる
- 嫌な環境から離れる準備がしやすくなる
その意味で、本業で収入を上げることは健全な目標です。
ですが、収入だけを目的にすると危険です。
見るべきものは、収入だけではありません。
- 健康
- 睡眠
- 時間
- 人間関係
- 価値観
- 学び
- 自由度
- ストレス
- 自分の方向性
年収が上がっても、健康を壊すなら危険です。
評価されるために、自分の価値観に反する働き方を続けるなら苦しくなります。
収入を上げるために、大切な人との時間や自分を知る時間が失われるなら、自分らしい人生から離れるかもしれません。
本業で収入を上げることは大切です。
ですが、収入を上げるために、自分の土台を壊してはいけません。
本業で収入を上げるとは、ただ会社の評価に自分を合わせ続けることではありません。
自分の生活、健康、価値観、人生の方向性と照らしながら、どの努力をどこに置くかを選ぶことです。
本業で収入を上げるための問い
最後に、本業で収入を上げるための問いを整理します。
給与制度を見る問い
- 自分の給与は何で決まっているか?
- 年齢、勤続年数、等級、役職、職務、成果のうち何が強いか?
- 昇給タイミングはいつか?
- 基本給、賞与、手当は何で決まるか?
- 給与テーブルの上限はどこか?
評価を見る問い
- 何をすれば評価されるか?
- 評価項目は何か?
- 上司は何を期待しているか?
- 部署の目標は何か?
- 自分の仕事は評価項目に接続しているか?
給与への経路を見る問い
- 評価されると給与は上がるか?
- 基本給に反映されるか?
- 賞与に反映されるか?
- 昇格に反映されるか?
- 評価から昇給までどれくらい時間がかかるか?
職種・部署を見る問い
- 自分の職種は会社内で重視されているか?
- 自分の部署は利益、リスク、将来投資のどこに近いか?
- 今の部署で上がる余地はあるか?
- 異動や職種変更で評価されやすくなる可能性はあるか?
自分の人生と照らす問い
- 収入を上げるために何を差し出すことになるか?
- 健康や睡眠は守れるか?
- 価値観に反していないか?
- 自分の方向性と合っているか?
- 今の会社で頑張るべきか、構造を変えるべきか?
まとめ|本業で収入を上げるとは、努力を給与に接続すること
本業で収入を上げるとは、ただ努力量を増やすことではありません。
- 会社の給与制度を知ること
- 何が評価されるのかを知ること
- その評価がどう給与に反映されるのかを見ること
- 自分の職種や部署が会社の中でどう位置づけられているかを見ること
そのうえで、努力の方向を合わせることです。
年功序列、ジョブ型、成果主義では、収入の上げ方が変わります。
良い仕事と、評価される仕事は違います。
さらに、評価される仕事と、給与に反映される仕事も違います。
だからこそ、本業で収入を上げたいなら、自分の頑張りが給与に変わる仕組みを見る必要があります。
もし今の会社の構造上、努力が給与に反映されにくいなら、
それは努力不足ではなく、構造の問題かもしれません。
- その場合は、部署を変える
- 職種を変える
- 会社を変える
- 業界を変える
- 副業で別の市場に価値を届ける
そうした選択肢もあります。
ただし、収入だけを目的にしてはいけません。
本業で収入を上げることは大切ですが、
収入を上げるために、自分の土台を壊してはいけません。
大切なのは、頑張ることをやめることではありません。
頑張りが給与に変わる仕組みを見たうえで、自分に合った場所と努力の方向を選ぶことです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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